マイクラJAVA版のゲームルールコマンドを勉強してみた。
※バージョンによっては使用できない、記述方法が違う場合があります。
ゲームルールコマンド
ゲームルールとは
ワールド全体のゲームプレイに関する設定やサイクル（天候や時間）に関するルールのこと
JAVA版のゲームルールはワールドを作る時に設定できる
ゲームルールコマンド
マイクラのゲームルールは/gamerule ゲームルール 値（ルールをどうするか）のコマンドで変更できる。
値を入力しない場合は、入力したゲームルールの現在の値を表示する
プレイヤー関連
速度チェックの無効化
エリトラの速度チェックdisableElytraMovementCheck、またはプレイヤー自身の速度チェックdisablePlayerMovementCheck 初期値はfalse
主にマルチプレイ時に使うもの
- 変更
/gamerule disableElytraMovementCheck true- 変更
/gamerule disablePlayerMovementCheck true
即時リスポーン
デフォルトで死亡時に表示されるリスポーンかタイトル画面かを選択できる画面が表示されるか、何も表示されずに即リスポーンされるか
即時リスポーンのコマンドはdoImmediateRespawn 初期値はfalse
- 即リスポーンに変更
/gamerule doImmediateRespawn true
クラフトにレシピを要求
有効にするとプレイヤーは解禁されたレシピのみクラフトが可能になる
即時リスポーンのコマンドはdoLimitedCrafting 初期値はfalse
- 変更
/gamerule doLimitedCrafting true
死亡時のエンダーパールの消失
エンダーパールを投げたプレイヤーが死亡した時に、投げられたエンダーパールが消滅するかを設定できる
死亡時のエンダーパールの消失のコマンドはenderPearlsVanishOnDeath 初期値はtrue
- 変更
/gamerule enderPearlsVanishOnDeath false
ダメージ関連
プレイヤーが受けるダメージに関するコマンド。初期値はtrue
falseに変更すると指定ルールからのダメージが無効化される
- 溺水ダメージ:drowningDamage
- 落下ダメージ:fallDamage
- 火傷ダメージ:fireDamage
- 凍結ダメージ:freezeDamage
- 溺水ダメージを無効化
/gamerule drowningDamage false- 落下ダメージを無効化
/gamerule fallDamage false- 火傷ダメージを無効化
/gamerule fireDamage false- 凍結ダメージを無効化
/gamerule freezeDamage false
死亡時のインベントリの保持
プレイヤーの死亡時にインベントリ内のアイテムや経験値を保持するかの設定。キープインベントリ。
死亡時のインベントリの保持のコマンドはkeepInventory 初期値はfalse
- 変更
/gamerule keepInventory true
体力の自動回復
プレイヤーの満腹度によって体力を回復させるかどうかの設定。無効化した場合はアイテムを使用して体力を回復する。
体力の自動回復のコマンドはnaturalRegeneration 初期値はtrue
- 自動回復を無効化
/gamerule naturalRegeneration false
ネザーポータルの待機時間
ネザーポータルを使用してディメンション移動する際のポータル内での待機時間（ティック）
クリエイティブモードの変更コマンドはplayersNetherPortalCreativeDelay 初期値は0
クリエイティブモード以外の変更コマンドはplayersNetherPortalDefaultDelay 初期値は80
- クリエで待機時間10に変更
/gamerule playersNetherPortalCreativeDelay 10- クリエ以外で待機時間0に変更
/gamerule playersNetherPortalDefaultDelay 0
就寝率
マルチプレイ時に夜をスキップするために必要な、ベッドで寝ているプレイヤーの割合（%）
就寝率のコマンドはplayersSleepingPercentage 初期値は100
- 半分の人が寝れば夜をスキップ
/gamerule playersSleepingPercentage 50
リスポーン地点の半径
ワールドのスポーン地点を中心とした、プレイヤーがスポーンする範囲の半径ブロック数。初期スポーンの範囲
リスポーン地点の半径のコマンドはspawnRadius 初期値は10
- 範囲を半径5ブロックに変更
/gamerule spawnRadius 5
スペクテイターでの地形生成
スペクテイターモードのプレイヤーがチャンク生成を行うかの設定
スペクテイターでの地形生成のコマンドはspectatorsGenerateChunks 初期値はtrue
- 変更
/gamerule spectatorsGenerateChunks false
Mob関連
襲撃の無効化
村襲撃のイベントが発生するかの設定
村襲撃のコマンドはdisableRaids 初期値はfalse
- 襲撃イベントを無効化
/gamerule disableRaids true
死亡したプレイヤーへの敵対
敵対した中立Mobの近くで敵対させたプレイヤーが死亡すると、そのMobが中立状態に戻るかの設定
村襲撃のコマンドはforgiveDeadPlayers 初期値はtrue
- 変更
/gamerule forgiveDeadPlayers false
エンティティの最大密集数
エンティティ（プレイヤーやMob等）が重なり合える最大数。1ブロック内に値（デフォルトは24体）を超えるエンティティが重なると窒息ダメージを受ける
エンティティの最大密集数のコマンドはmaxEntityCramming 初期値は24
- 最大密集数を48に変更
/gamerule maxEntityCramming 48- 最大密集数の制限を無効化
/gamerule maxEntityCramming 0
Mobの破壊行動
Mobがブロックに変更を加えたり、アイテムを拾う行為に関する設定。クリーパーの爆発でのブロック破壊や、村人やピグリンがアイテムを拾う の様なMobの行動に関するルール。
Mobの破壊行動のコマンドはmobGriefing 初期値はtrue
- 変更
/gamerule mobGriefing false
敵対の共有
中立Mobに攻撃したプレイヤーだけでなく、近くの他プレイヤーも敵対するかの設定。forgiveDeadPlayersが無効になっている際に最適
敵対の共有のコマンドはuniversalAnger 初期値はfalse
- 変更
/gamerule universalAnger true
Mobのスポーン関連
種別のMob
種別のMobのスポーンに関する設定。全て初期値はtrue
- ファントム:doInsomnia
- 略奪者:doPatrolSpawning
- 行商人:doTraderSpawning
- ウォーデン:doWardenSpawning
- ファントムのスポーンを無効化
/gamerule doInsomnia false- 略奪者のスポーンを無効化
/gamerule doPatrolSpawning false- 行商人のスポーンを無効化
/gamerule doTraderSpawning false- ウォーデンのスポーンを無効化
/gamerule doWardenSpawning false
全てのMob
全てのMobの自然スポーンに関する設定。スポナーブロックからのスポーンには影響しない。
全てのMobのスポーンに関するコマンドはdoMobSpawning 初期値はtrue
- 全てのMobのスポーンを無効化
/gamerule doMobSpawning false
アイテムドロップ関連
爆発時のドロップアイテム消失
各種爆発で破壊されたブロックがドロップアイテム化した時に一部消失するかの設定 TNT以外の初期値はtrue
- ブロック操作による爆発:blockExplosionDropDecay
- Mobの爆発:mobExplosionDropDecay
- TNTの爆発:tntExplosionDropDecay
- 操作による爆発時のアイテム消失を無効化
/gamerule blockExplosionDropDecay false- Mobの爆発時のアイテム消失を無効化
/gamerule mobExplosionDropDecay false- TNTの爆発時一部アイテム消失
/gamerule tntExplosionDropDecay true
各種ドロップ
ブロックを壊した時やMobを倒した時にアイテムや経験値オーブを落とすかの設定 初期値は全てtrue
- doEntityDrops エンティティ（トロッコや額縁等）を壊した時のアイテム
- doMobLoot Mobを倒した時のアイテムや経験値のドロップ
- doTileDrops ブロックを壊した時のアイテムや経験値
- エンティティのアイテムドロップを無効
/gamerule doEntityDrops false- Mobのアイテムドロップを無効
/gamerule doMobLoot false- ブロックのアイテムドロップを無効
/gamerule doTileDrops false
飛び道具での破壊
飛び道具の着弾でブロックが実際に破壊されるかどうかの設定
飛び道具での破壊に関するコマンドはprojectilesCanBreakBlocks 初期値はtrue
- 飛び道具での破壊を無効化
/gamerule projectilesCanBreakBlocks false
ワールドの更新
ゲーム内時刻の進行
ゲーム内時間進行、太陽の動きや月の満ち欠けに関する設定
ゲーム内時刻時間の進行を変更するコマンドはdoDaylightCycle 初期値はtrue
- 時間を停止
/gamerule doDaylightCycle false- 時間を進める
/gamerule doDaylightCycle true
炎の更新
炎が燃え広がり、自然に消化するかの設定
炎の更新のコマンドはdoFireTick 初期値はtrue
- 変更
/gamerule doFireTick false
ツタの成長
ツタが成長して周囲のブロックへ伝播するかの設定
ツタの成長のコマンドはdoVinesSpread 初期値はtrue
- ツタの成長を止める
/gamerule doVinesSpread false
天気の更新
天気が自然に変動されるかの設定
天気の更新のコマンドはdoWeatherCycle 初期値はtrue
- 天気を固定
/gamerule doWeatherCycle false
溶岩流から溶岩源へ
溶岩源に挟まれた間の溶岩流を溶岩源に変化させるかの設定。要は水と同じ様に無限溶岩ができるかの設定
溶岩流から溶岩源への変化のコマンドはlavaSourceConversion 初期値はfalse
- 変更
/gamerule lavaSourceConversion true
水流から水源へ
水源に挟まれた間の水流を水源に変化させるかの設定。要は無限水源ができるか、溶岩と同じ作用にするかの設定
水流から水源への変化のコマンドはwaterSourceConversion 初期値はtrue
- 変更
/gamerule waterSourceConversion false
ランダムティックの発生数
植物の成長などを引き起こすランダムティックが16×16×16ブロック内に1ティックで何回発生するかの設定。値を0にすると成長等を無効化。4096以上の値ですべてのブロックでランダムティックが発生する。
ランダムティックの発生数のコマンドはrandomTickSpeed 初期値は3
- ランダムティック無効化
/gamerule randomTickSpeed 0- 全てのブロックで発生
/gamerule randomTickSpeed 4096
積雪の深さ
降雪時に積もる雪の層の最大数を1～8で設定
積雪の深さのコマンドはsnowAccumulationHeight 初期値は1
- 雪の層を8に変更
/gamerule snowAccumulationHeight 8
チャット関連
進捗達成の通知
チャット欄に進捗達成の通知を表示するかの設定
進捗達成の通知のコマンドはannounceAdvancements 初期値はtrue
- 進捗達成の通知をオフ
/gamerule announceAdvancements false
コマンドブロックの実行結果の通知
チャット欄にコマンドブロックによるコマンドの実行ログを管理者に通知するかの設定
進捗達成の通知のコマンドはcommandBlockOutput 初期値はtrue
- コマンドブロックの通知をオフ
/gamerule commandBlockOutput false
管理者ログへのコマンドの実行結果の通知
サーバーログに管理コマンドを記録するかの設定
管理者ログへのコマンドの実行結果の通知のコマンドはlogAdminCommands 初期値はtrue
- 管理者ログへの通知をオフ
/gamerule logAdminCommands false
コマンドの実行結果の表示
チャットやコマンドブロックを使って実行したコマンドのログをチャット欄に表示するかどうかの設定
管理者ログへのコマンドの実行結果の通知のコマンドはsendCommandFeedback 初期値はtrue
- コマンドの実行結果の通知をオフ
/gamerule sendCommandFeedback false
死亡メッセージの表示
プレイヤーの死亡時やペット死亡時にチャット欄に死亡メッセージを表示するかの設定
死亡メッセージの表示のコマンドはshowDeathMessages 初期値はtrue
- 死亡メッセージをオフ
/gamerule showDeathMessages false
その他
コマンドによるブロックの最大変更数
/clone、/fillなど、コマンド一回の実行で変更できるブロックの最大数
コマンドによるブロックの最大変更数のコマンドはcommandModificationBlockLimit 初期値は32768
- デフォルト
/gamerule commandModificationBlockLimit 32768
ワールド全体のサウンドイベント
ボスの出現など、特定のゲームイベントが発生した時のサウンドがどこにいても聞こえるかの設定
ワールド全体のサウンドイベントのコマンドはglobalSoundEvents 初期値はtrue
- サウンドイベントをオフ
/gamerule globalSoundEvents false
コマンドの最大チェーン数
1ティックの間に実行されるコマンドの最大数。チェーンコマンドブロックや関数に適用
コマンドの最大チェーン数のコマンドはmaxCommandChainLength 初期値は65536
- デフォルト
/gamerule maxCommandChainLength 65536
コマンドの最大実行文脈数
execute asなどのコマンドで使用できる実行文脈の最大数の設定
コマンドの最大実行文脈数のコマンドはmaxCommandForkCount 初期値は65536
- デフォルト
/gamerule maxCommandForkCount 65536
デバッグ情報の制限
デバッグ画面（F3）で表示する項目数を制限するかの設定。当たり判定（F3+B）やチャンク表示（F3+G）などにも影響
デバッグ情報の制限のコマンドはreducedDebugInfo 初期値はfalse
- 情報を制限
/gamerule reducedDebugInfo true
スポーンチャンクの半径
オーバーワールドのスポーン地点周辺の、常に読み込まれているチャンクの量
スポーンチャンクの半径のコマンドはspawnChunkRadius 初期値は2
- デフォルト
/gamerule spawnChunkRadius 2
